アパート建築・経営

申込み後は設計契約

アパート経営の成功へのポイント

申込みの後は、設計図書を作成するための設計契約を結びます。

設計契約とは、設計の図面になる「設計図書」の作成と、「建築確認申請」を行って許可が下りるまでのことです。

ここで注意をしてほしいのが、設計契約と同時に「請負契約(工事請負契約)」を結ぶ会社が多いということです。「請負契約(工事請負契約)」とは、建物の完成を約束し、その完成に対して報酬を払うというものです。

本来であれば、設計契約を行った後に請負契約(工事請負契約)を結ぶのが通常の流れです。しかし、多くの会社は「後で変更しても大丈夫だから」と言って請負契約を同時に結ばせています。

これは、契約時にオーナーから工事代金をいただくために行っているのです。

本来、設計契約は無報酬で行うもの。無報酬で設計図書を作成したくないため、強引に請負契約(工事請負契約)を結ばせて代金を先に受け取っているのです。

これは通常ではやってはいけないことなので、建築業者がそのような対応をしてきた場合は注意しましょう。

また、請負契約(工事請負契約)のほかに、「工事請負契約約款」・「工事内約明細書」・「建物仕様書」・「工事工程書」などと呼ばれる書類も同時に作成されます。

請負契約後の工事代金の支払い方法としては、契約時や工事着手時、工事の中間時、完成引渡し時などに分けて分割して支払うのが一般的です。

ローンが下りるのは、通常、建物が完成して登記まで終わらせた後になるので、アパート完成前にローンを受ける、いわゆる「つなぎ融資」が必要になります。契約上の支払い時期をそれぞれしっかりと確認しておきましょう。